2008年12月24日

WBC世界フライ級タイトルマッチ「内藤大助 VS 山口真吾」(2008/12/23)

WBC世界フライ級タイトルマッチ「内藤大助 VS 山口真吾」(2008/12/23)

2008/12/23
WBC世界フライ級タイトルマッチ
内藤大助 VS 山口真吾

11回1分11秒TKO勝ちで、内藤大助が4度目の防衛に成功しました。

4ラウンド終了時点の各ジャッジの採点は、
内藤:山口
39:37
39:37
40:36

8ラウンド終了時点の各ジャッジの採点は、
内藤:山口
78:74
79:73
79:73

今回の試合は、内藤選手の圧勝。と言える内容だったと思いました。

内藤は初回から攻勢を掛けて行き、終始内藤の有効打の目立った試合でした。

WBCルールのオープニングスコアリングシステムで、4ラウンド終了時点と、8ラウンド終了時点で、採点が発表されましたが、8ラウンド終了時点で、2人のジャッジは1ラウンドだけ山口に与えたラウンドがあったようですが、「相手に与えたダメージ。有効なクリーンヒット。」という意味では、私の採点では、10ラウンドまで、内藤選手のフルマークでした。

今回の試合は、序盤から内藤の調子が良く、ヒットアンドウェーが、最近の数試合の中では私見では、最高に上手く出来ており、山口にまともなクリーンヒットをほとんど当てさせない形で試合が進行しました。
イコール
今回は内藤選手が、身長差、リーチ差を、きちんと考慮し、それをうまく生かした試合だったとも言えると思いました。

山口も、果敢にステップインしながら、ジャブから突破口を開く姿勢が見えましたが、全体的にパンチの的中率にかなり欠けていたように思いました。
パンチの的中率でいえば、(数えてはいませんが)試合全体観た目の印象では、内藤35%、山口17%位だったのではないでしょうか。


試合を観ながらの採点をしてみました。

なお、表の左右のmrという列は、マイルールの略です。非常に際どいラウンドの場合、9.5点及び、10:10もありにした自己採点ルールでの採点の場合です。(笑)

mr 内藤 ROUND 山口 mr コメント
10 10 1R 9 9 明確に内藤のラウンド
10 10 2R 9 9 内藤の有効打が目立った。手数でも内藤。
10 10 3R 9 9 内藤の有効打。山口も手数が出始める。
10 10 4R 9 9 前半の打ち合いでも、より多く有効打を当てていたのは内藤。
10 10 5R 9 9 前半は互角、中盤から、内藤の有効打が目立った。山口もたびたび仕掛けてはいるが、的中率が全然悪い。
10 10 6R 9 9 文句無しに内藤のラウンド。有効打の数がまるで違う。ディフェンス面でも、山口に有効打をほとんど当てさせていない。山口、鼻血も出始めた。
10 10 7R 9 9 山口のジャブのヒットが目立ったが、相手に与えたダメージ。という意味では、やはり完全に内藤が取ったラウンド。内藤、左瞼をややカット。
10 10 8R 9 9.5 このラウンドは、山口も手数、的確性ともに目立ったが、相手に与えたダメージ。という意味では、やはり内藤にやや分があったラウンド。
10 10 9R 9 9.5 山口も終始攻勢を掛けながら、中盤に良いクリーンヒットがあったが、ラウンド全体通して、内藤の手数と的確打が目立った。
10 10 10R 9 9 山口も終始攻勢を掛けながら、1分半あたりに右のクリーンヒットがあったが、有効打の数が違う。内藤のラウンド。
    11R     35秒頃、内藤の左フックが効いて、一瞬腰が落ちかけた所に、すかさず右のオーバーハンドを2連打したところで、山口がダウン。山口立ち上がり、山口も勝負を賭けて、すぐに激しい打ち合いが始まったが、1分頃、内藤の左フックで山口の首から力が抜けて、動きが完全に止まり、更に2〜3発続けた直後にレフェリーが割って入った。
100 100 TOTAL 90 91  

2008年07月30日

WBC世界フライ級タイトルマッチ「内藤大助 VS 清水智信」(2008/7/30)

WBC世界フライ級タイトルマッチ「内藤大助 VS 清水智信」(2008/7/30)

2008/7/30
WBC世界フライ級タイトルマッチ
内藤大助 VS 清水智信

10回57秒KO勝ちで、内藤大助が3度目の防衛に成功しました。

4ラウンド終了時点の各ジャッジの採点は、
内藤:清水
37:39
37:39
38:38

8ラウンド終了時点の各ジャッジの採点は、
内藤:清水
75:77
76:76
76:77

内藤はフェイントを使いながらジャブ、左右フックで入って行く形。清水は下がりながらジャブやカウンターを狙う形で試合が進んで行きました。
WBCルールのオープニングスコアリングシステムでは、
4ラウンド終了時点で、ジャッジ2人が清水に、1人はドロー。
8ラウンド終了時点でも同じく、ジャッジ2人は清水に。1人はドロー。
各ジャッジは、清水の手数、的確性を取っていたように思いました。

ただ、アウトボクシングという観点では、個人的には、先の試合の久高選手の方が、見栄えも良く、センスもあるように感じながら観ていました。

自分の観た感じでは、内藤選手は終始全く危なげなく、アウトボックスする清水を、いつ捕らえるかな?という感じで観ていました。

9ラウンドが終わり、10ラウンド。
開始15秒あたりに、ショートレンジでの打ち合いの中、内藤の左のフックがヒット、その後ややバランス崩している所に、オーバーハンド気味の2発の右フックで、清水がダウン。
立ち上がって試合続行し、内藤の猛攻に、清水も果敢に打ち返しを試みて、両者打ち合いの形勢になったが、45秒過ぎ、打ち合いの中、内藤の左のショートのフックから右のオーバーハンドが当たって、清水がダウン。

清水は何とか立ち上がろうとしたが、もはやダメージは深刻だった。
10カウントの間に立ち上がれず、内藤のKO勝ち。

試合終了後の勝利者インタビューの最中、亀田興殻がリングに上がってきて、素直な態度で内藤大助の勝利を称えていました。


ちなみに、9ラウンド終了時点の各ジャッジの採点は、
内藤:清水
84:87
85:86
85:87


ちょっと今日は身体も頭もくたびれ気味でしたが、試合を観ながらの採点をしてみました。

なお、表の左右のmrという列は、マイルールの略です。非常に際どいラウンドの場合、9.5点及び、10:10もありにした自己採点ルールでの採点の場合です。(笑)

mr 内藤 ROUND 清水 mr コメント
10 10 1R 9 9 内藤の攻勢点。
9.5 9 2R 10 10 内藤終始攻撃姿勢みせるも、やや清水の的確打が目立ったラウンド。
10 10 3R 9 9.5 清水の的確打も目立ったが、やや内藤の攻勢が優った印象。
10 10 4R 9 9 内藤の攻勢点。やや清水を捕らえつつある。
9.5 9 5R 10 10 やや清水の的確性が目立ったラウンド。
10 10 6R 9 9 内藤の攻勢点。清水はほとんど手を出していない。
10 10 7R 9 9 内藤優勢のラウンド。清水しんどくなってきた。
10 10 8R 9 9 明確に内藤のラウンドだが、終盤に内藤がバッティングでしばらく効いていた感じ。内藤の左の額が、次のラウンド、タンコブになっていた。
9.5 9 9R 10 10 清水の的確打も目立ったが、後半はやや内藤が盛り返す。
88.5 87 TOTAL 84 84.5  

WBA世界フライ級タイトルマッチ「坂田健史 VS 久高寛之」(2008/7/30)

WBA世界フライ級タイトルマッチ「坂田健史 VS 久高寛之」(2008/7/30)

2008/7/30
WBA世界フライ級タイトルマッチ
坂田健史 VS 久高寛之

3-0の判定勝ちで、坂田健史が4度目の防衛に成功しました。

それぞれのジャッジの採点は、
坂田:久高
116:112
117:111
118:111

坂田が常にプレスを掛け、久高は、足を使って、ジャブを打ちながら、ダイレクトライトや左アッパーのカウンターを使って、中々良いボクシングをしていました。
久高は、特に前半、上体のボディワークがいい感じに使えていて、中々センスも良かったと思います。
ただし、全体に迫力不足で、試合終了まで、坂田を止めきる所まではとても至らず、中盤、ちょっと折れ掛かりましたが、もう一度アウトボクシングで立て直して、徐々に体力も回復し、試合は最終ラウンド。判定へと持ち込まれました。

ちょっと今日は身体も頭もくたびれ気味でしたが、試合を観ながらの採点をしてみました。

なお、表の左右のmrという列は、マイルールの略です。非常に際どいラウンドの場合、9.5点及び、10:10もありにした自己採点ルールでの採点の場合です。(笑)

mr 坂田 ROUND 久高 mr コメント
9 9 1R 10 10 久高の的確性。
9.5 9 2R 10 10 坂田やや攻勢見せるも、久高の的確性。
10 10 3R 9 9 坂田の攻勢点。久高、坂田のステップインを徐々に止めれなくなってきている。バッティングで坂田、左まぶたをカット。
10 10 4R 9 9.5 前半坂田優勢も、後半久高がやや盛り返した。
10 10 5R 9 9 坂田優勢のラウンド。坂田出血多く、ラウンド終了時点でドクターチェック。
10 10 6R 9 9 明確に坂田のラウンド。久高目に見えて鈍ってきた。7〜8回あたりに終わりそうな気配。
9.5 9 7R 10 10 久高の足を使いながらの的確打が目立った。
10 10 8R 9 9 坂田の攻勢点。
10 10 9R 9 9 明確に坂田のラウンド。
9.5 9 10R 10 10 久高の手数。
10 10 11R 9 9 終盤久高パンチをまとめるも、全体に坂田の攻勢が目立ったラウンド。2分30秒あたりに坂田2回目のドクターチェック。
9.5 9 12R 10 10 久高の手数、的確性。
117 115 TOTAL 113 113.5  

2008年06月12日

WBC世界バンタム級タイトルマッチ「長谷川穂積 VS クリスチャン・ファッシオ」

2008/6/12
WBC世界バンタム級タイトルマッチ
長谷川穂積 VS クリスチャン・ファッシオ

長谷川穂積が、2回2分18秒、TKO勝ち。
6度目の防衛に成功した。

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WBC世界バンタム級チャンピオン
(真正)

長谷川穂積

生年月日: 1980年12月16日
出身: 兵庫県西脇市
プロ戦績: 25戦23勝7KO2敗

VS

WBC世界バンタム級9位
WBCラテンアメリカバンタム級チャンピオン
(ウルグアイ)

クリスチャン・ファッシオ

生年月日: 1983年11月1日(24歳)
出身: ウルグアイ、モンテビデオ
プロ戦績: 16戦14勝9KO2敗


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今日の長谷川穂積選手は、開始早々からスピードもあったし、左ストレートも切れているな。と思いながらの観戦でした。

なお、対戦相手のクリスチャン・ファッシオの試合を観た事がありませんが、
“EL TERRIBLE(エル・テリブレ=恐怖の男)”のニックネームを持つオーソドックス(右構え)のハードパンチャー。
という紹介でしたが、入場シーンを観た時点で、あまり迫力も感じられず、ハードパンチャーという印象も感じられませんでした。

1ラウンド終了した時点で、長谷川の勝ちを確信しました。また、ファッシオは、全くいいところを出せず仕舞に終わるような感じがしました。
1ラウンドを終わった時点では、そのくらい、ファッシオに、パワーも迫力も感じられませんでした。

2ラウンドになって、ファッシオもやや出てくるシーンもありましたが、スピード、キレともになく、長谷川が危なげなく捌いていました。
そして、1分30秒頃、出てきたファッシオに対して、ワンツー気味に打った抜群の左ショートのカウンターがクリーンヒットし、ファッシオが腰から落ちてダウン。
立ち上がって試合続行も、長谷川がジリジリと攻勢を掛けてファッシオ追い詰め、残り30秒あたりに長谷川が一気に攻勢を強めて、ファッシオがぐらついて腰が落ちかけた所でレフェリーが割って入り、試合をストップしました。

試合後、「他にも色々試したい事があったので、もう少し長くやりたかった。」と、余裕のあるコメントの長谷川選手でした。

長谷川選手。海外進出の夢は果たして適うでしょうか。


試合を観ながらの採点をしてみました。

なお、表の左右のmrという列は、マイルールの略です。非常に際どいラウンドの場合、9.5点及び、10:10もありにした自己採点ルールでの採点の場合です。(笑)

mr 長谷川 ROUND ファッシオ mr コメント
10 10 1R 9 9 長谷川の手数、的確性。
    2R     ファッシオがダウン。試合続行も長谷川が攻勢を掛け、ファッシオがぐらついたところで、レフェリーが試合をストップした。
10 10 TOTAL 9 9  

WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ「エドウィン・バレロ VS 嶋田雄大」

2008/6/12
WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
エドウィン・バレロ VS 嶋田雄大

エドウィン・バレロが、7回1分55秒、TKO勝ち。
4度目の防衛に成功した。
なお、連続KO記録を24に伸ばした。

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WBA世界スーパーフェザー級チャンピオン
(帝拳・ベネズエラ)

エドウィン・バレロ

生年月日:
1981年12月3日(26歳)
出身: ベネズエラ、メリダ
プロ戦績: 23戦全勝全KO
身長168cm

VS

WBAスーパーフェザー級8位
元日本ライト級チャンピオン
(ヨネクラ)

嶋田雄大

生年月日: 1971年8月13日(36歳)
出身: 富山県
身長: 170cm
タイプ: 右ボクサーファイタータイプ
プロ戦績: 26戦22勝(15KO)3敗1分
アマ戦績: 21戦15勝(11KO/RSC)6敗

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開始から終始バレロが圧力をかけ、嶋田が右のカウンターを狙う。という感じで試合が進みました。
序盤はバレロのかなり伸びのある左ストレートと、顔面に打つようなアクションからのボディへの右ジャブが目立ちました。
5ラウンドあたりからバレロは、コンビネーションのパターンを変えてきた感じに思いました。

時折、嶋田の右のカウンターがバレロにクリーンヒットする場面もありましたが、いずれも単発で、バレロの攻勢を食い止めるには、とても至りませんでした。

今回の嶋田は、バレロに対しては、右のカウンター位しか使えている武器が無いような感じでしたので、これではちょっと厳しいな。と思いながらの観戦でした。
ジワジワとバレロのパンチのダメージが蓄積してきた感じで、5ラウンド半ばあたりから明らかに動きが鈍って来て、5ラウンド終盤には、やや危ない状態になりました。
6ラウンドもバレロ優勢で進み、7ラウンドは嶋田はほとんど防戦一方で、あまり手を出さないと、レフェリーがこのまま試合を止めてしまうのではないか?というのも危惧しながら観ていましたが、中盤、バレロの右をもらって嶋田が腰を落としましたが、ロープに座ったような状態になり、実質ダウンでしたが、レフェリーが即座にダウンの宣告を行わず、バレロがもう1発、右をお見舞いし、これで完全に崩れ落ちてダウンとなりました。

何とか立ち上がるも、嶋田のダメージは、もはや深刻で、ここでレフェリーがストップを宣告しました。
36歳の嶋田雄大選手は、これが世界戦初挑戦、と言う事でしたが、世界奪取の夢は適いませんでした。
そして試合終了後、引退を表明したようです。

嶋田選手の試合を観戦したのは今回が初めてでしたが、嶋田選手。お疲れ様でした。


試合を観ながらの採点をしてみました。

なお、表の左右のmrという列は、マイルールの略です。非常に際どいラウンドの場合、9.5点及び、10:10もありにした自己採点ルールでの採点の場合です。(笑)

mr バレロ ROUND 嶋田 mr コメント
10 10 1R 9 9 バレロの攻勢点。
10 10 2R 9 9 嶋田の右が当たる場面もあったが、全体的にバレロの攻勢が優った。
10 10 3R 9 9 全体にバレロの攻勢が目立ったラウンド。
10 10 4R 9 9.5 全体にバレロの攻勢が目立ったラウンドだが、嶋田の有効な右も目立った。
10 10 5R 9 9 嶋田ジワジワとダメージが蓄積し、明らかに鈍ってきた。
10 10 6R 9 9 明確にバレロのラウンド。
    7R     嶋田ダウン。レフェリーがストップした。
60 60 TOTAL 54 54.5  

2008年05月12日

L・ヘビー級12回戦「バーナード・ホプキンス VS ジョー・カルザゲ」(WOWOW EXCITE MATCH 2008/5/12)

WOWOW EXCITE MATCH 2008/5/12

L・ヘビー級12回戦(2008/4/19、アメリカ、ネバダ州ラスベガス)
バーナード・ホプキンス VS ジョー・カルザゲ

ジョー・カルザゲが2-1の判定勝ち。
無敗連勝記録を45に伸ばしました。

それぞれのジャッジの採点は、(114-113でホプキンス、115-112でカルザゲ、116-111でカルザゲ)

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元4団体統一世界ミドル級チャンピオン
WBC世界L・ヘビー級5位、IBF3位、WBO1位
バーナード・ホプキンス
(アメリカ、ペンシルバニア州)
43歳(1965年1月15日生)
身長183cm、リーチ185cm
54戦48勝32KO4敗1分1無効試合

VS

3団体統一世界S・ミドル級チャンピオン
(WBA・WBC・WBO)
元IBF世界S・ミドル級チャンピオン
ジョー・カルザゲ
(イギリス、ウェールズ)
36歳(1972年3月23日生)
身長182cm、リーチ190cm
44戦全勝32KO

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試合前のオッズは、5:2で、カルザゲが有利。
試合前の私の予想は、ジョー・カルザゲの僅差〜中差の判定勝ち。ただし、常にホプキンスが頭を低くして入って来るため、カルザゲがバッティングにより出血するような展開になった場合、カルザゲが大苦戦する展開も有り得る。という感じの予想をしていました。

さて試合ですが、
大筋の流れでは、カルザゲが手数とともにプレッシャーを掛け、ホプキンスがカウンターを狙う。という内容で進みました。

開始1分過ぎに、ホプキンスの右ストレートがヒットし、そのまままっすぐ押されるように尻餅気味のダウン。このダウンはダメージは少ないように見えました。
なお、7ラウンド終了間際にも、ホプキンスのいい右があたり、カルザゲがぐらつくシーンがありました。
逆に、カルザゲのパンチでホプキンスがぐらついたシーンは、試合を通して無いように見受けられました。

5ラウンド〜9ラウンドは、特にホプキンスが手数少なく、完全にカウンター狙いでスタミナ温存戦法を取っている感じに見えましたが、10ラウンドから最終ラウンドに掛けて、ホプキンスもある程度出てきました。

この試合はさすがのカルザゲも、ホプキンスの妖術にはまり、カルザゲの武器の、速射砲連打も影をひそめていました。
個人的な印象では、ホプキンスの巧さが目立った試合でした。

試合を観ながらの採点をしてみました。

しかし、この試合は、どちらでも無いようなラウンドも少なくはなく、かなり難しい採点でした。
私の見た目の全体的なこの試合の印象は、カルザゲが終始攻撃姿勢を見せており、判定の採点結果では、カルザゲがやや上回ったのではないか、というような印象でしたが、自分でつけた採点をトータルしてみると、ホプキンスが1ポイントリードとなっていました。

なお、表の左右のmrという列は、マイルールの略です。非常に際どいラウンドの場合、9.5点及び、10:10もありにした自己採点ルールでの採点の場合です。(笑)

mr ホプキンス ROUND カルザゲ mr コメント
10 10 1R 8 8 1分過ぎ、ホプキンスの右ストレートでカルザゲがダウン。ダメージは浅そう。
9.5 9 2R 10 10 カルザゲの攻撃姿勢。ホプキンスのカウンターの的確性、効果。
10 10 3R 9 9.5 ホプキンスの的確性、効果。
10 10 4R 9 9.5 どうもホプキンスのペースにはまってる感じ。クリンチの際に、カルザゲのバックハンドブローに注意も減点は取られず。
9 9 5R 10 10 カルザゲの攻勢点。
9.5 9 6R 10 10 カルザゲが終始押し気味。ホプキンスは終始カウンター狙いで、巧みなクリンチワークを見せる。
10 10 7R 9 9.5 カルザゲの攻撃姿勢、手数も終了間際、ホプキンスの右でカルザゲぐらつく。
9.5 9 8R 10 10 カルザゲの攻勢点。
9.5 9 9R 10 10 カルザゲの手数。
10 10 10R 9 9 ホプキンスの的確な迎撃が目立ったラウンド。開始から45秒頃、カルザゲのローブローでホプキンス目一杯休む。
10 10 11R 9 9.5 完全にどっちもどっちみたいなラウンドだが、どうしても分けるならホプキンスが時折やや効果的なパンチを当てていた印象。
9 9 12R 10 10 カルザゲの攻撃姿勢と手数。
116 114 TOTAL 113 115  

IBF世界S・ミドル級タイトルマッチ「ルシアン・ビュテ VS ウィリアム・ジョッピー」(WOWOW EXCITE MATCH 2008/5/12)

WOWOW EXCITE MATCH 2008/5/12

IBF世界S・ミドル級タイトルマッチ(2008/2/29、カナダ)
ルシアン・ビュテ VS ウィリアム・ジョッピー

ルシアン・ビュテが10R TKO勝ち。初防衛に成功しました。

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IBF世界S・ミドル級チャンピオン
ルシアン・ビュテ
(出身:ルーマニア)
(ホーム:カナダ)
28歳(1980年2月28日生)
身長188cm、リーチ178cm
21戦全勝17KO

VS

元WBA世界ミドル級チャンピオン
ウィリアム・ジョッピー
(アメリカ、ニュージャージー州)
37歳(1970年9月11日生)
身長178cm、リーチ184cm
44戦39勝30KO4敗1分

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試合前のオッズは25:1と一方的にルシアン・ビュテが有利のオッズ。
※元WBAミドル級チャンピオンのウィリアム・ジョッピーは、1996年6月、日本の竹原慎二に9回TKO勝ちし、WBA世界ミドル級タイトルを獲得した経歴もあります。

この試合は、両者の現在の実力差が、あまりにも顕著に出た試合でした。
ウィリアム・ジョッピーはルシアン・ビュテに対して全く攻撃の糸口をつかめないまま、ラウンドが進んで行き、9ラウンド終了時点では、もう試合放棄もあるかな?という感じでした。

試合を観ながらの採点をしてみました。

なお、表の左右のmrという列は、マイルールの略です。非常に際どいラウンドの場合、9.5点及び、10:10もありにした自己採点ルールでの採点の場合です。(笑)

mr ビュテ ROUND ジョッピー mr コメント
10 10 1R 9 9.5 ビュテの時折出す左ストレートの効果。
10 10 2R 9 9 ビュテ優勢のラウンド。
10 10 3R 9 9 ジョッピー色々仕掛けるも、ビュテの的確性、効果。
10 10 4R 9 9 ビュテ完全に優勢。ジョッピーちょっとなす術が無い感じ。
10 10 5R 9 9 明確にビュテのラウンド。
10 10 6R 9 9 ビュテ優勢のラウンド。
10 10 7R 9 9 ビュテ優勢のラウンド。
10 10 8R 9 9 ビュテの的確性、効果。
10 10 9R 8 8 終盤左ボティでジョッピーがダウン。ジョッピーなす術が無い感じで、そろそろストップもありそうな雰囲気。
    10R     ジョッピー深くダメージ食わないうちに自らダウン。立ち上がり試合続行するも、ジョッピー2度目のダウン。レフェリーが止めた。
    11R      
    12R      
90 90 TOTAL 80 80.5  

2008年05月04日

S・ウェルター級12回戦「オスカー・デラ・ホーヤ VS スティーブ・フォーブス」(WOWOW EXCITE MATCH 2008/5/4)

WOWOW EXCITE MATCH 2008/5/4

2008/5/4
S・ウェルター級12回戦
オスカー・デラ・ホーヤ VS スティーブ・フォーブス

オスカー・デラ・ホーヤが3-0の判定勝ち。

それぞれのジャッジの採点は、(119-109、119-109、120-108)

数ヶ月前から、Yahoo!スバリ予想というのを見つけて、主にボクシングと野球で予想に参加して遊んでます。(笑)

今回は、スティーブ・フォーブスの試合を観た事がありません(WOWOWでこの2年間ほどの間に仮に1〜2試合観てたとしても、記憶に残ってない)ので、何とも言えないところですが、当初は、リカルド・マヨルガあたりに比べたら、遥にデラ・ホーヤにとって軽い相手。とみて、「1〜6ラウンドにデラ・ホーヤのKOもしくはTKO勝ち」に予想していました。その時点では、「1〜6ラウンドにデラ・ホーヤのKOもしくはTKO勝ち」が一番オッズも低かったです。

ところが昨夜、ふとこの試合のことが頭に浮かんだ時に、気が変わりました。(笑)

KO率約23%の相手にデラホーヤがKO負けすることはまず無いと思いますし、判定負けも恐らく無いと思いますが、スティーブ・フォーブスはリカルド・マヨルガみたいには恐らくデラ・ホーヤを食いに。というか、打ち合って来ないだろうから。フォーブスは前半1〜2ラウンド、ちょこっと様子を見て、自分に分が無いとみたら、あまり危険を冒さず判定まで持ち込む作戦に、すっと切り替えるような気が・・・。
結果は、デラ・ホーヤが8ポイント差〜下手したらフルマークに近い位の大差判定勝ち。

という予想になり、「デラ・ホーヤの判定勝ち」に予想を変更しました。(笑)

この試合含めて、あと3試合闘って引退を表明しているデラ・ホーヤですが、ラストの2試合のどちらかで、メイウェザーとのリマッチが計画されているようです。
それで、今回のスティーブ・フォーブスは、仮想メイウェザーという形で選んだ対戦相手で、メイウェザー戦に備えた調整試合という見方も結構あったようで、本場の掛け率は20対1でデラ・ホーヤ有利だったようです。

マイク・タイソンの全盛期でも、20対1まで掛け率のひらいた試合は、そうそう無かったですね。(笑)


さて試合ですが、
前回の試合では、ギャラの折り合いがつかず、一旦別れましたが、この試合はまたフロイド・メイウェザー・シニアがオスカー・デラ・ホーヤのトレーナーに復活しています。

スティーブ・フォーブスは鋭いジャブと、接近戦では回転の速いコンビネーションを多用し、小気味の良いボクシングを見せていましたが、やはり全体的に観てパンチの威力の違いを感じました。
デラ・ホーヤのカウンター気味のジャブで、フォーブスが出鼻をくじかれ、一瞬動きが止まってしまうシーンが目立ちました。


試合を観ながらの採点をしてみました。

なお、表の左右のmrという列は、マイルールの略です。非常に際どいラウンドの場合、9.5点及び、10:10もありにした自己採点ルールでの採点の場合です。(笑)

mr デラホーヤ ROUND フォーブス mr コメント
9.5 9 1R 10 10 フォーブスの連打、手数。デラ・ホーヤのパンチ(主にボディブロー)の効果。フォーブス終了間際にいいワンツーがヒット。
10 10 2R 9 9.5 フォーブスも時折当てているが、パンチの効果でデラ・ホーヤ。
10 10 3R 9 9 デラ・ホーヤ優勢のラウンド。ジャブがカウンター気味にヒットし、フォーブスが一瞬ぐらつく場面が目立つ。
10 10 4R 9 9.5 フォーブス回転の速いコンビネーションを多く見せ、一見フォーブス活きの良いラウンドに見えるも、パンチの的確性、効果でややデラ・ホーヤのラウンド。
10 10 5R 9 9 デラ・ホーヤ優勢のラウンド。フォーブスちょっと疲れてきたか。
10 10 6R 9 9 デラ・ホーヤ完全に優勢。フォーブス右目尻を少しカット。終了間際フェイントからのワンツーがクリーンヒット、フォーブス足がもつれる。
10 10 7R 9 9 デラ・ホーヤ優勢のラウンド。フォーブス守勢気味。
10 10 8R 9 9.5 このラウンドはフォーブスもそこそこ攻勢掛けてたが、パンチの的確性、効果でデラ・ホーヤにやや分があったラウンド。
10 10 9R 9 9 前半はフォーブスもそこそこ手数出していたが、ヒットしたパンチの威力が違うし、中盤からはフォーブス完全に守勢気味。デラ・ホーヤのラウンド。
10 10 10R 9 9 フォーブス中盤に2度ほど連打で反撃を見せるも、足の踏ん張りがややなくなって来ているし、パンチの切れもなくなっている。デラ・ホーヤ優勢のラウンド。
10 10 11R 9 9 デラ・ホーヤも疲れてきているラウンドだったが、それでもデラ・ホーヤの手数が優った。フォーブスは完全に守勢気味のラウンド。
10 10 12R 9 9 デラ・ホーヤ全体に優勢のラウンド。
119.5 119 TOTAL 109 110.5  

2008年03月08日

WBA世界フライ級タイトルマッチ「内藤大助 VS ポンサクレック・ウォンジョンカム」

2008/3/8
WBA世界フライ級タイトルマッチ
内藤大助 VS ポンサクレック・ウォンジョンカム

三者三様のドロー。内藤大助が2度目の防衛に成功しました。

それぞれのジャッジの採点は、
内藤:ポンサクレック
114:115
115:113
114:114

日本国内の試合で日本国内の放送局(しかもTBS)のテレビ放送なので、まあ仕方ないと言えば仕方ないし、当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、例によってかなり日本人選手寄りの解説に感じました。

前半はポンサクレックの的確打の目立った試合でした。
中盤あたりから、内藤のリズムも良くなって来て、良いボディブロー、右クロスが目立ち始めました。

内藤の試合をフルに観たのは、前回の亀田戦が初めてで、ポンサクレックに関しては、偉大な戦績のみ知っていましたが、内藤とのハイライトを見た程度で、フルに試合を観た事がなく、これら僅かな観戦歴と戦績の知識のみの印象で予想をしたため、恐らくポンサクレックかなり有利と予想しましたが、実際に初めてポンサクレックの試合を今日、フルに観た感じでは、17回も連続防衛した元王者、という程までの凄味は感じられませんでした。

今日のポンサクレックを観た印象ですと、
フライ級では恐らく最強候補だった、ビック・ダルチニアンに大番狂わせのKO勝ちし、今かなり乗っている、同級IBF王者の『ノニト・ドネア』。
川嶋選手に2戦2勝1KO。その後、ホルヘ・アルセを血まみれにして、やや番狂わせの大差判定勝ちしてから、乗りに乗っている、1階級上の『クリスチャン・ミハレス』。
ここらあたりと対戦した場合、せいぜい五分前後か、ややポンサクレックの方が不利なようにも思いました。
ポンサクレックの試合を、これまでフルに観戦した事が無かったので、これまでの感じがわからないのですが、今日の試合を観た感じでは、ちょっと盛りを過ぎてしまっているのでしょうか。

ともあれ、今日の試合は中々いい試合だったと思います。
3人目のジャッジの判定がコールされた直後、胸が熱くなり、何かこみ上げてくる物がありました。

内藤選手!おめでとうございます!!

まずは、恐らく当面の、最高にうるさいと思われる壁(ポンサクレック)をクリア出来たので、17度もの連続防衛記録を持つ偉大な王者から奪取し守る事も出来たベルトに重みを感じながら、この後も長く守り続けて欲しいと思います。

4ラウンド終了時点の各ジャッジの採点は、
内藤:ポンサクレック
38:38
38:38
37:39

8ラウンド終了時点の各ジャッジの採点は、
内藤:ポンサクレック
76:76
76:76
78:74


試合を観ながらの採点をしてみました。

なお、表の左右のmrという列は、マイルールの略です。非常に際どいラウンドの場合、9.5点及び、10:10もありにした自己採点ルールでの採点の場合です。(笑)

mr 内藤 ROUND ポンサクレック mr コメント
9 9 1R 10 10 ポンサクレックの的確性。
10 10 2R 9 9.5 有効打の数で内藤。
9.5 9 3R 10 10 ややポンサクレックのラウンド。内藤自分から出るよりもカウンター狙いの方がいいような…。
9 9 4R 10 10 ポンサクレックの的確性。1Rよりも明確にポンサクレックのラウンド。
10 10 5R 9 9 内藤のボディ打ちの効果。的確なボディブローが目立った。
9.5 9 6R 10 10 的確性でややポンサクレックのラウンド。
9.5 9 7R 10 10 的確性でややポンサクレックのラウンド。6Rより更に微妙。
10 10 8R 9 9 内藤の攻勢点。
9.5 9 9R 10 10 有効打の数でポンサクレック。
10 10 10R 9 9 明確に内藤のラウンド。終了間際に内藤の右がクリーンヒット。
9.5 9 11R 10 10 ポンサクレックの的確性。内藤のパンチの効果。ややポンサクレックのラウンド。
10 10 12R 9 9.5 前半ポンサクレックの的確性も、後半は内藤の攻勢点。
115.5 113 TOTAL 115 116  

WBA世界フライ級タイトルマッチ「内藤大助 VS ポンサクレック・ウォンジョンカム」予想

間もなく試合開始
試合開始直前に予想

内藤選手に勝って欲しいですが、現実はかなり厳しいように思います。

予想は
オッズ的には、4:1位でポンサクレック有利
中盤以降のポンサクレックのKOもしくはTKO勝ち

内藤が打ち合いを挑まず左ジャブを多く繰り出し、左中心にポンサクレックをあおるような試合運びをしたら、内藤判定勝ちの目も。
安全運転で行けば防衛の可能性も結構有ると思いますが、わざわざ危険を冒しに行ったら、今回は捕まるような気がしてなりません。

負けてしまっては元も子も無いので、今回に関してはあくまでも勝つことを最優先にした試合運びに期待します。


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