2010年05月17日

WBA世界S・フェザー級タイトルマッチ「内山高志 vs アンヘル・グラナドス」(2010/5/17)

WBA世界S・フェザー級タイトルマッチ
2010/5/17 さいたまスーパーアリーナ

内山高志(Takashi Uchiyama)
vs.
アンヘル・グラナドス(Angel Granados)

内山高志が6ラウンド1分42秒TKO勝ち
タイトル初防衛に成功した。

---------------------------------------------

グラナドス、ガード高く慎重な出だし。
5ラウンドあたりから、内山の右フックの空振りに対して、グラナドスは、しきりに右アッパーを合わせようとしているのが特に目立つようになってきた。

6ラウンド。1分30秒あたり。じりじりと間合いを詰めながら、ジャブから強烈な右フックが、グラナドスのテンプルにクリーンヒット。
試合終了後に再度そのシーンを放送していましたが、ちょっとさぶいぼが立ちました。
「グシャッ!!!」という音とともに、グラナドスがひざから崩れ落ち、、、
マイク・タイソンがダグラスに敗れて、再起第1戦の、ヘンリー・ティルマン戦のそれを思わず思い出しました。
本物のKOパンチャーですね。今後の防衛戦も期待しています。


試合を観ながらの採点をしてみました。
なお、表の左右のmrという列は、マイルールの略です。非常に際どいラウンドの場合、9.5点及び、10:10もありにした自己採点ルールでの採点の場合です。(笑)


mr 内山 ROUND グラナドス mr コメント
10 10 1R 9 9.5 前半はグラナドスがジャブを当てていたが、中盤、後半は内山の攻勢が目立ったラウンド。
10 10 2R 9 9 終始内山が支配したラウンド。1分半頃、内山の速いワンツーがヒット。
10 10 3R 9 9 内山が圧倒したラウンド。ボディへの強打も目立った。グラナドスがしんどそうな表情になってきた。
10 10 4R 9 9 完全に内山優勢のラウンド。
10 10 5R 9 9 開始30秒、内山のワンツーでグラナドスややぐらつきを見せる。後半、グラナドスがやや盛り返す。
    6R     1分半、内山の強烈な右フックがテンプルにクリーンヒットしてグラナドスダウン。レフェリーが立てと促したが、中々立たないため、レフェリーが試合を止めた。戦意喪失で立たなかった部分も大なり小なりあったようにも見えた。
50 50 TOTAL 45 46  


なお、森田氏の採点は、内山のフルマークでした。

< 超直前つぶやき > WBA世界S・フェザー級タイトルマッチ「内山高志 vs.アンヘル・グラナドス」

< 超直前つぶやき >

WBA世界S・フェザー級タイトルマッチ
内山高志 vs.アンヘル・グラナドス

今回、相手選手の試合のVTRを全く観る時間がありませんでしたので、予想じゃなく、つぶやきにしてみました。w

172センチの内山に対して、グラナドスは185センチと、長身。
グラナドスのレコードは、18勝8敗8KO。
油断は絶対に禁物だけど、今回はそう厳しい相手ではなさそう。

<<< 予想  >>>

「予想」というよりも「希望」みたいなもんですが。w

『内山が、2〜4ラウンドあたりにKO/TKO勝ち』

ちょうど身長差も13センチと大きい事だし、タイソンばりの攻撃的なジャブで入りながら、右のオーバーハンド〜左ボディなどで序盤からグラナドスをタジタジにさせ、1ラウンド終盤にグラナドスがダウン。2ラウンド開始、グラナドスは明らかにダメージを引き摺っており、内山がジャブから強烈な右ボディを打ち込んだ所で、しゃがみ込んで戦意喪失〜レフェリーストップ。
↑ 久しぶりにこういう内容を見てみたいです。(笑)

WBA世界S・ライト級タイトルマッチ「アミール・カーン vs ポール・マリナッジ」(2010/5/15)についてのつぶやき

WBA世界S・ライト級タイトルマッチ
アミール・カーン vs ポール・マリナッジ
2010/5/15

アミール・カーンが、11ラウンド1分25秒TKO勝ち

記事投稿する時間がありませんでしたが、自分なりの予想では、カーンが絶好調ならば、場合によっては、1ラウンド早々に、電光石火の踏み込みからワンツーなどを決められ、マリナッジが秒殺される可能性があるように思いました。
そこを乗り切って、判定に持ち込まれるような流れになるのなら、ファン・ディアスの時のように、舞って舞ってあおりまくって、微差でマリナッジの勝ち。
「カーンがマリナッジに対して、今一歩攻めきれ無かった。捕らえようにもマリナッジの舞いのスピードが速かった。」
という予想でした。
※ 去年からマリナッジのボクシングに、強く興味を持ち始めた自分としては、後者に大きく期待。(笑)

が、数サイトの観戦記を拝見させて頂いてる感じでは、序盤から一方的にカーンのペースだったようで・・・。
それも、カーンにジャブやストレートを結構もらってたそうで。

これまで、
フロイド・メイウェザー vs. ポール・マリナッジ
というのを観てみたいな〜。どんな内容になるのだろうな〜?

という観戦欲が、一気に消え失せました。(´`)

※ 映像観てないので、何とも言えませんが、観戦記のような内容だったとしたら、、、
メイウェザーにまず完全にスピード負けしてしまい、せめてもの勝ち目の生命線(スピード面)が、完全に負けとあっては、どうにも打つ手がなく(攻防面ともにメイウェザーが完全に上。特にディフェンス面。)、メイウェザーに一方的に遊ばれてしまうのが目に見えているため。


2010年05月10日

WBA世界S・フライ級タイトルマッチ「名城信男 vs ウーゴ・カサレス」(2010/5/8)

WBA世界S・フライ級タイトルマッチ
2010/5/8 大阪府立体育会館第1競技場

名城信男(Nobuo Nashiro)
vs.
ウーゴ・カサレス(Hugo Fidel Cazares)

ウーゴ・カサレスが3−0の判定勝ち
ウーゴ・カサレスがWBA世界S・フライ級の新チャンピオンになったとともに、2階級制覇を達成した。

名城信男は3度目の防衛に失敗した。

それぞれのジャッジの採点は、(117-111、117-111、115-113)

---------------------------------------------

4月30日の西岡、長谷川、粟生。そして5月2日のモズリーvsメイウェザーの余韻の中、この試合の事を、前夜になって急遽思い出し、計量時の写真の面構えを観て、直感的に名城が絶対勝つような気がして、予想ネットでも出題されていましたので、オッズとかも関係なく迷わず「名城のKO/TKO勝ち」に2000コインBETしたはずだったのですが、この記事執筆中に、下記のオッズ表の画像取得のために予想ネットにアクセスしたら、手持ちのコインが多いので、「あれ?」と思ったところ、多分最終確認画面でOK押すのを忘れたのだと思いますが、BET完了できてませんでした。(苦笑)


この試合は、前の記事の予想を書いた直後に放送開始。ということもあり、終わってからみると、この試合の自分の目は、完全に名城寄りになっていたようでした。(苦笑)

出だし、良い感じに思いましたが、2ラウンド終わったあたりに、やはり名城のKO勝ちはなさそうな・・・。判定になるような気配を感じました。

そして、1、2ラウンドは、様子見のカサレスでしたが、3ラウンド開始から、段々攻勢に転じてきました。
5ラウンド後半あたり、カサレス疲れてきたのか?スローダウン気味でしたが、段々単発、単調になってきていた名城を、常にうまく足を使いながらさばき切り、時折的確なヒットも見せながら、手数ではカサレスが完全に優っていた内容でした。
テレビの解説で徳山氏が、度々「強弱を」と言っていましたが、長谷川、西岡あたりとの決定的な違いは、ここだと思います。
ここが単調なために、仮にチャンスを迎えた時でも、仕留め切れずに逃したり。というケースが増えてくるし、前半、おおまかに名城の動きやパターンを見切って相手の目が慣れてしまったら、相手が倒す気がなければ、今回のようにポイントアウトされてしまうような内容になるケースが多いように感じました。

根性があるし魅力的なものを持っている選手ですので、再起後に期待しています。

試合を観ながらの採点をしてみました。
なお、表の左右のmrという列は、マイルールの略です。非常に際どいラウンドの場合、9.5点及び、10:10もありにした自己採点ルールでの採点の場合です。(笑)


mr 名城 ROUND カサレス mr コメント
10 10 1R 9 9.5 カサレスの手数。名城の攻勢。やや名城のラウンド。
10 10 2R 9 9 名城の攻勢点。ただしカサレスも打ち負けていない。判定まで行きそうな気が・・・。
10 10 3R 9 9 パンチの効果という面で名城のラウンド。
9 9 4R 10 10 終盤やや盛り返したものの、カサレスが主導権を取っていたラウンド。
9 9 5R 10 10 カサレスの手数。
9.5 9 6R 10 10 後半は名城が盛り返したが、前半、中盤とカサレスが主導権を握っており、名城の見栄えが悪かった。
10 10 7R 9 9.5 名城の攻勢が目立ったラウンドだったが、後半はカサレスの的確打も目立った。
10 10 8R 9 9.5 両者激しい攻防で、分け辛いラウンドだったが、相手に与えたダメージという観点で、僅かに名城のラウンド。
10 10 9R 9 9.5 カサレスも時々的確なのを返していたが、名城が終始押していたラウンド。
9 9 10R 10 10 1分過ぎにカサレスがチャンスを掴むも、名城がこらえる。
10 10 11R 9 9.5 名城の攻勢点。カサレスの的確打も目立った。終盤名城がラッシュ。
9.5 9 12R 10 10 前半、中盤カサレスの的確性が目立っていたが、終盤、名城が盛り返した。
116 115 TOTAL 113 115.5  


2010年05月08日

< 超直前予想 > WBA世界S・フライ級タイトルマッチ「名城信男 vs ウーゴ・カサレス」

< 超直前予想 >

WBA世界S・フライ級タイトルマッチ
名城信男 vs ウーゴ・カサレス

4月30日の西岡、長谷川、粟生。
5月2日のモズリー vs メイウェザー。
と終わって、、、
好きなモズリーが、2ラウンド、見せ場を作りながらも、終わってみたらメイウェザーの遊び道具にされた。
そして、4月30日の長谷川陥落で、なんか心が空白になったような期間がちょっと続いていましたが、前夜になって今日の試合を思い出し、先ほど急遽録画予約しました。(苦笑)


なお、予想ネット、他のサイトで出題されていましたので、昨夜BETする際に、今回初めて計量他の記事を、ちょこっとだけ見たのですが、両者の写真をみて、特に名城の写真をみた時、すごく強い覇気と仕上がりの良さを感じさせるものがありまして、今回は名城は絶対勝つような予感がしました。
それもKO/TKO勝ちで勝ちそうな気がしましたので、予想ネット、他のサイト、ともに、名城のKO/TKO勝ち1本に絞りました。
※ こういう感じで時々「ビビっ!」と来る時があるのですが。「リナレスvsサルガド」の時の、試合前にサルガドの写真を観た時にも、何か起こしそうな気配を感じました。詳しい根拠等は何もなく、あくまで写真観た感じでの直感です。(笑)

これまで、もうひとつ興味を持ってなく、前回の試合も、採点しながら観た記憶はあるのですが、内容はほとんど記憶から消えてしまっている。という状態の、これまでの名城選手の試合ですが、今日の試合から、今後じっくり興味を持つようになっていきたいです。


<<< 予想 >>>

『名城が、5〜8ラウンドあたりにKO/TKO勝ち』

「ボディでぐらついて」をきっかけか、カウンターのストレートかフック」がきっかけか・・・。

2010年05月02日

ウェルター級12回戦「シェーン・モズリー vs. フロイド・メイウェザー」(WOWOW EXCITE MATCH 2010/5/2)

ウェルター級12回戦
2010/5/2(日本時間) アメリカ、ネバダ州、ラスベガス、MGMグランドガーデンアリーナ

シェーン・モズリー(Shane Mosley)
vs.
フロイド・メイウェザー(Floyd Mayweather Jr)

フロイド・メイウェザーが3−0の判定勝ち
それぞれのジャッジの採点は、(119-109、119-109、118-110)

---------------------------------------------

シェーン・モズリーの持つ、WBAタイトルをかけて行われるはずだったこの試合、11時から始まったWOWOWエキサイトマッチの冒頭で、「ノンタイトル戦に変更になりました。」との解説がありました。
その手前の解説を聞き流していたので、理由が判らなかったのですが、前日計量の記事とかをみていませんでしたので、またメイウェザーがオーバーウェイトで。とかかな?と思ったのですが(笑)、それではなかったのですね。

試合開始。まずモズリーのジャブから。
2ラウンドに大きな見せ場が訪れました。
前回のマルケス戦では、本来のスピードや動きが感じられ始めたラウンドが遅かったメイウェザーでしたが、2ラウンド開始早々から、メイウェザーの上体の動きの速さが出てきました。
しかし、開始1分あたりに、モズリーの右がクリーンヒットし、メイウェザーがぐらつき、前のめりにしがみついて、ダウンをこらえました。
「メイウェザーに勝つには序盤が鍵。」と思っていましたが、もしかして自分の予想が当たるのか?!
と色々思う間もなく、1分15秒あたりに、メイウェザーの左フックの空振りに対して、モズリーの右がカウンターでクリーンヒット。
そこからの連打でメイウェザーぐらつきながらも、なんとかしがみついたりしながらこらえました。

「1〜4ラウンドにモズリーのKO/TKO勝ち」の自分の予想が当たる!!
と、確実に思いましたが、モズリーの見せ場は、ここで終了でした。
※ 危ない場面では常に前のめりになって、モズリーにしがみついていました。これは、仮に、うまくしがみつけなかったとしても、前のめりにグローブをついてダウンする形で、追撃のダメージから一旦逃れられる。という点で考えても、おとついの長谷川選手とは対極だったように思いました。

そこからがメイウェザーが普通の選手とは違う選手だった。というのと同時に、
初めて、
「本気で攻勢を掛けたメイウェザー」
「本気になったメイウェザー」
を観れた試合でした。

そして本気になると、やはり強いというのか、本気になっても負けない選手。ということを証明した試合でもあったと思います。

「攻撃は最大の防御」で、メイウェザーが本気に攻勢に出てきたら、モズリーの左のフックがカウンターになり、メイウェザーが沈むイメージが膨らみましたが、3ラウンドからのモズリーは、2ラウンド、見せ場を作ったモズリーとは、まるで別人のようでした。

3ラウンド開始早々から、メイウェザーは恐らく危機感を感じたのか、「攻撃は最大の防御」を武器に、攻勢に出ます。
2ラウンド、あれだけ優勢だったモズリーが、逆にメイウェザーにプレッシャー掛けられながら進む形になり、モズリーの歯車が完全に狂ってきて、メイウェザーペースになってきます。
モズリーは、何を出せば?どう仕掛ければ?わからないまま、メイウェザーの的確なパンチを時々浴びながら、ラウンドが進んで行きます。
4ラウンド以降、モズリーはメイウェザーに対して、どう攻めれば良いのか?効果的な攻撃のパターンが、私も考えながら観ていたものの、良い案がほとんど思い浮かびませんでした。

9ラウンド。
やや疲労の色が濃く、足の踏ん張りが悪く、パンチへの力の乗りも落ちてきているモズリーでしたが、(シャノン・テイラーから1ラウンドにダウンを奪った)モズリーの左ジャブ(顔面)〜左ジャブ(ボディ)〜右クロス(テンプル)に対して、L字のショルダーブロックしながら、右斜め後ろに上体を引いて交わした状態から、相手の右が空振りしたと同時に、右斜め後ろに引いた上体を戻すバネで、的確な右ストレートのカウンターを見せるメイウェザー。

もうこうなってくると、手の打ち様が無くなってきます。

「ワンツー打ったら、L字ブロックで右後ろに上体引いてから、こちらが右を打ち終わった時にメイウェザーが右ストレートを返してくるから、そこから、どういうパンチを返したら」

とか考えてたら、段々ややこしくなって来て、攻略の方法が訳わからなくなって来て、取り合えず一旦離れて。
手を出さなければ、メイウェザーが隙を突いて時々ジャブを当ててくるし。
手を出したとしても、うまく交わされて逆に、浅くとも1発もらう。
そして、攻略の糸口がわからないままラウンドは進み、試合が終わってしまう。

結果的に、モズリーもこれまでのメイウェザーの対戦相手選手のパターンになってしまいましたが、モズリーは、メイウェザーを始めて本気にさせた選手でもあったと思います。

そして、本気に攻撃モードになった時のメイウェザーを観れた試合でもありました。

やはり賢さ。という意味で、完全にメイウェザーに軍配が上がった試合でした。

メイウェザーは、リマッチした場合、初戦以上に必ず好結果を出すタイプの選手。と以前から思っていますので、仮にリマッチしたとしても、モズリーの勝ち目は、今回以上に薄いものになるように思います。


試合後のインタビューで、今回の勝利の事よりも、次回、パッキャオ戦と仮定して、血液検査、尿検査の話がやたら出てたところが、おかしかったです。(笑)
メイウェザーのインタビューを聞きながらの、ジョー小泉さんの翻訳の上での解説では、
「パッキャオが俺様と試合をしたいというのなら受けてやる。」(メイウェザー)
「パッキャオが血液検査、尿検査を受けなくても試合をやるのか?」(インタビュアー)
「ならば、試合はやらない。」(メイウェザー)

要するにお互いにクリーンな状態と前もって完全に証明された上で、試合をやりたい。とメイウェザーが言っている訳で、逆に言えば、それだけ紙一重、もしくは危険な相手。と認識しているから、このような要求を出しているわけで、そう考えるとパッキャオは、この要求は、地球上の全てのボクシングファンのためにも、今回こそは素直に飲むべきだと強く思います。
何もやましい事がなければ、拒む理由も無いし、堂々と受ければ良い訳ですから。


今回の試合の前に、モズリーが左上腕に入れた刺青に対して、メイウェザーが、「この年になって、それも試合前になって、突然刺青を入れて、奴はこの試合に対して明らかに動揺している。ナーバスになっている証拠だ。」と、すかさず槍入れたようですが。(笑)
メイウェザーのパッキャオに対する、血液検査・尿検査の要求も、確実に上記のメイウェザーがモズリーに対しての指摘と同様の事が言えている。と思います。

それと、この試合のモズリーのコンディションですが、2ラウンドには見せ場を作りはしたものの、前回のキビキビしたモズリーとは全然違っていたように思いました。
試合後のインタビューで、モズリー自身も「硬くなっていた。」語っていましたが、明らかに緊張でカチカチだったように思いました。
モズリーは、ファイタータイプは得意ですが、自分よりスピードのある選手は苦手。という風に思っていましたが、やはり今回も例外ではありませんでした。そして、やはり、アンドレ・ベルトと対戦した場合でも、分が悪いように、改めて思いました。

メイウェザーは次回、パッキャオが本筋として、モズリーは今後どうするんでしょうか。
今年で39歳になるシェーン・モズリーですが、まさかここで引退はしないと思います。
この後、試合をするとしたら、カルロス・キンタナ、アルフレド・アングロ、カーミット・シントロン、あたりとの対戦がありそうな気がします。
また、この3選手との対戦には、いずれもモズリーが勝つような気がします。


試合を観ながらの採点をしてみました。
なお、表の左右のmrという列は、マイルールの略です。非常に際どいラウンドの場合、9.5点及び、10:10もありにした自己採点ルールでの採点の場合です。(笑)

mr モズリー ROUND メイウェザー mr コメント
10 10 1R 9 9.5 1分あたりメイウェザーの右にモズリーの左が浅くカウンター。そのあと、メイウェザーのカウンターも。1分半あたりモズリーが前のめりにグローブを着いたが、スリップ。先手先手でジャブを出していたモズリーのラウンド。
10 10 2R 9 9 メイウェザーの上体の動きの速さが出てきたが、開始約1分、モズリーの右がクリーンヒット。メイウェザーしがみついてこらえる。残り1分45秒のメイウェザーの左フックの空振りにモズリーの右フックがカウンターでクリーンヒットし、そこからのコンビネーションでメイウェザーかなり効いている様子を見せた。メイウェザーが危機を感じてか、後半これまで観たことの無い捨て身の反撃を見せた。
9 9 3R 10 10 メイウェザーの攻勢点。メイウェザー珍しく序盤から攻勢強めてきた。
9 9 4R 10 10 メイウェザーの手数、的確性。
9 9 5R 10 10 開始45秒、メイウェザーの右の打ち下ろしに、モズリーしがみついてこらえる。メイウェザー優勢のラウンド。
9 9 6R 10 10 メイウェザー優勢。特に前半、モズリー全然手が出なかった。
9 9 7R 10 10 残り1分、メイウェザーの右でモズリーのけぞる。
9 9 8R 10 10 メイウェザーの的確性。
9 9 9R 10 10 メイウェザーの的確性。2発まともなクリーンヒットがあった。モズリー鈍ってきた。
9 9 10R 10 10 完全にメイウェザー優勢。モズリー足の踏ん張りが利かず、パンチが流れるような打ち方になってきた。ギブアップもありそうな気配。
9 9 11R 10 10 メイウェザー優勢のラウンド。このあとモズリーが奇跡を起こしそうな気配も全く感じない。
9 9 12R 10 10 モズリー攻勢を掛けていたが、的確性の面で、やはりメイウェザーのラウンド。
110 110 TOTAL 118 118.5  


なお、ジョー小泉さん、浜田剛史さん、ともに、119-110でメイウェザー。
モズリーにつけたラウンドは、両者ともに2ラウンドのみでした。

< 超直前予想 > WBA世界ウェルター級タイトルマッチ「シェーン・モズリー vs フロイド・メイウェザー」

< 超直前予想 >

WBA世界ウェルター級タイトルマッチ
シェーン・モズリー vs フロイド・メイウェザー

大方の予想はメイウェザー有利で、オッズも、3:1あたりから、4.5:1あたりまで広がってきているらしいですが、今WOWOWエキサイトマッチでは、4:1と解説されていました。

ちなみに、今回の試合、個人的な予想では、モズリーの勝利です。

WOWOWエキサイトマッチ視聴者クイズでは、
モズリーの勝ち:611人
メイウェザーの勝ち:967人
引き分けなど:42人

メイウェザー有利とはいえ、1.6:1位に競っていますね。


前日計量では、モズリー147ポンド、メイウェザー146ポンド。

モズリーは、個人的な印象では、自分よりスピードのある選手や、上背があってディフェンスもしっかりした選手相手になると、苦しく、逆にファイタータイプ相手の場合、有利に運ぶケースが多いように思います。
フェイントとか、手のスピード、出入りのスピード、連打をまとめるスピード、ここ一番の勝負どころの決め時の見極め。なんかは、一流中の超一流だと思うのですが、自分から仕掛ける際の攻撃パターンが、種類が少ないというか、やや単調な感じがします。
左ジャブ〜右クロスのパターンは、度々出していますが、もうそこらは、どの対戦相手も完全に研究しているためか、ここ数試合では、それがまともに当たったのを観たことがありません。

今回、メイウェザー相手となると、
普段の自分からの攻撃パターンに、何か工夫を加えないと、中々当てるのは難しい気がします。
左ジャブ〜踏み込んで一気に右左のボディの連打は、そこそこ当たるような気がしますが、左ジャブ〜右クロスは、特にメイウェザー相手となると、皆目当たらないように思います。
逆に、そこに何か合わせてこられる危険性を感じます。

<メイウェザーに比べてのモズリーの利点として>
・リーチの長さを生かして、長い距離からの仕掛けの上手さ。
・勝負どころ、決め所を逃さない。(マヨルガ最終ラウンド残り1秒でのKOとか、バルガス2戦目なんかを観ていて)
・ハンドスピード、前後の出入りの速さ、そして、連打をまとめるスピードではメイウェザーに優る。
・パンチ力でやや優る。
・ハートの強さ。

<モズリーに比べてメイウェザーの利点として>
・神業的なディフェンスボディワーク。
・特に横方向の、体さばきの素早さ。
・自分から仕掛ける際でも、迎撃の際でも、コンビネーションの種類が、モズリーより多彩。そして相手に与えるダメージはそれほどではなくとも、器用なコンビネーションを用いる。


ジュダー戦の前あたりから初めてメイウェザーを観てきて、これまでに思っていたのは、、、
メイウェザーは、前半に相手の程度を見て、戦略を徐々に考え、中盤に戦略を確定して実行開始し、後半には戦略が完全にはまってペースも掌握している。というパターンが大半のように思います。
ゆえに、完全にスロースターター。というのも言えますので、、、
メイウェザーに勝つには、序盤が鍵だと思います。

メイウェザーに序盤に観ながら作戦を立てさせてしまうと、完全に調子付いてしまいますので、その前に撹乱して、バランスというか、スタイルを崩させてしまい、短期勝負に持ち込んだ方が、メイウェザーに対しての勝ち目が出てくるように思います。
なにか、試合早々、もしくは、序盤に、モズリーがとんでもない事を起こしそうな予感がします。

モズリーの右クロスは、恐らく全て見切られて、ほとんど当たることは無いと思うのですが、左ジャブ〜素早く踏み込んでの右左のボディへの連打も多用するのと、左を半分触手のように伸ばしながら、メイウェザーに距離を開ける形で半分伸ばした状態の左から、手先のジャブで牽制して、メイウェザーに、苛立たせるというか、自分から何とか入って来よう。という気持ちにさせるような形の作戦で、メイウェザーを誘い込んだ際に、バルガス第2戦や、マヨルガ戦で観たような、左のフックのカウンターが、ドンピシャに決まって。
という形のKO勝ちシーンが思い浮かんできます。

ジュダー戦あたりを思い出してみて、、、
モズリーが、クロスの軌道じゃなく、インサイドからえぐるような直の速い右ストレート〜左フック。というコンビネーションが、メイウェザーに対して、かなり有効に、そして普段モズリーがあまり観せないパターンだけに、的中率も高めに決まるような気がします。


<<< 予想 >>>

『モズリーが、1〜4ラウンドあたりにKO/TKO勝ち』

この可能性が案外あるような気がしているのですが、7〜10ラウンドあたりでのモズリーのKO/TKO勝ちもあるような気がします。
逆に、判定に持ち込むようなパターンで試合が進んだ場合ですと、モズリーに勝ち目は無いような内容になるような気がします。

が、デラホーヤ戦のように、前半ボディ中心に押し込みながら、デラホーヤのように後半スローダウンしなかったら、モズリーの判定勝ち。という目も。

ただ、判定にもつれこんだ場合、採点は、より多くの人が早くパッキャオとの対戦の観戦を望んでいるであろう、メイウェザー寄りの採点になるような気がします。2〜4ポイント差位で、モズリーの勝ちっぽい内容でも、2-0、2-1位でメイウェザーの勝ち。とか。

PS:今、11:04。エキサイトマッチ始まっていますが、ノンタイトル戦に変更になった?!

2010年05月01日

WBC世界S・バンタム級タイトルマッチ「西岡利晃 vs. バルウェグ・バンゴヤン」(2010/4/30)

WBC世界S・バンタム級タイトルマッチ
(2010/4/30 日本、東京、日本武道館)

西岡利晃(Toshiaki Nishioka)
vs.
バルウェグ・バンゴヤン(Balweg Bangoyan)

西岡利晃が5ラウンド1分14秒TKO勝ち。
4度目の防衛に成功した。
そして、初防衛から4試合連続のKOでの防衛は、あの偉大なスーパースター。元WBAスーパーフライ級王者、渡辺二郎氏の持つ3連続KOを超える、日本新記録となった。
なお、WBCの途中公開採点での4ラウンド終了時点のそれぞれのジャッジの採点は、3者ともに西岡。
(39-36、38-37、40-35)

---------------------------------------------

今回の、「西岡」「長谷川」「粟生」の中で、一番固いのは、「西岡」で、しかもKO/TKO勝ちだと予想していました。
「予想ネット」その他のサイトでも、西岡のKO/TKO勝ち」が、一番人気でした。
が、「長谷川vs.モンティエル」に比べたら、オッズの開きが少し少なかったです。「逆だろう!」と思いましたが。(苦笑)

下の<予想>の記事でも書きましたが、対戦相手の試合をYOUTUBEで1試合だけ観ましたが、何かアクシデントでも起こらない限り、西岡が負ける要素が無い。と思いましたので、この試合は「予想ネット」では、以下の形で1点に絞りました。


ただ、過去3戦のメキシカンに比べて、特に過去2戦の、ジョニー・ゴンサレス、イバン・エルナンデスよりも明らかに格下の選手とは思いましたが、メキシカンに比べて、タイの選手の方が全体的に振りがコンパクトな分、カウンターのタイミングを掴むのに、過去2戦に比べたら、やや時間を要するように思っていました。

自分の採点では4ラウンド終了時、相手の1ポイントリード(マイルールではイーブン)でしたが、観ていて危な気は全く感じませんでした。

長谷川が今回は危ないかも知れない。と、いう予想をしておきながら、いざ本当に負けてしまって、しょぼんとしている時に、次の西岡戦について、前の記事の、昔ボクシングが好きだったけど、今はボクシングが嫌いになっている心友に、とっさに以下の予想のメールを送りました。(苦笑)

「西岡戦の予想」
逆に西岡の方は、ここ2戦、先ほどのモンティエルに若干劣るレベル位に世界的に名のある選手相手に、2戦2KOしてますし、盛りを過ぎたウィラポンを除いて、ほぼ無名なのばかり相手に連続防衛続けてきた長谷川とは熟練度が違いますので、先ほどの長谷川のようなミステイクは犯さないと思います。
5〜8ラウンド。もしくはもう少し早いラウンドで西岡のKO/TKO勝ち。の予想です。
全勝とはいえ、(亀田じゃないけどw)このタイ人のこれまでの対戦相手は無名なのばっかりです。
多分西岡は、バンゴヤンに右ボディを打たせるような形で誘い込んで、左ショートか、左フックのカウンターで決めるような気がします。 仮に、西岡vs長谷川の日本人同士の潰し合いをやったとしても、先ほどのような感じで西岡が勝ったように思います。

↑ と、西岡選手の試合の予想に関しては、下に書いた<予想>と、ほぼ同じ内容を送ったわけですが。(苦笑)


西岡選手が、誘い込んだのかどうかは判りませんが、バンゴヤンが、左ボディ〜右ボディを空振りして左フック顔面に繋ごうとするところに、西岡選手の左のカウンターがクリーンヒット。しかも5ラウンドでTKO勝ち。と、珍しく予想の内容が、ほぼ当たりました。(笑)
個人的には、「イスラエル・バスケス vs. ラファエル・マルケス」。
もう3回も対戦してるから、4回目はやらなくていいから、両者とも西岡と対戦してくれた方が、観る側としては余程嬉しいし、観てみたいです。(苦笑)
マルケスとは「力 vs 技」で、五分くらいの内容になるように思うのですが、バスケスには分が悪いような予感がします。
恐らくあの一瞬の踏み込みを止め切れず、「ジョニー・ゴンサレス vs. イスラエル・バスケス」の時のような感じで、西岡選手優勢かな〜?という流れで進んでいながらも、突然の稲妻のような踏み込みを止め切れず、西岡選手が倒されるイメージが湧いてきます。(´`)
ただ、一番最後にイスラエル・バスケスの試合を観てから、確か1年以上は経ってたと思うのですが、、、「ブランク+加齢」で、イスラエル・バスケスの踏み込みの鋭さが、もう、以前より確実に鈍ってきている。という状態でしたら、西岡に勝機が十分出てくるように思います。


試合を観ながらの採点をしてみました。

なお、表の左右のmrという列は、マイルールの略です。非常に際どいラウンドの場合、9.5点及び、10:10もありにした自己採点ルールでの採点の場合です。(笑)

mr 西岡 ROUND バンゴヤン mr コメント
10 10 1R 9 9 残り1分あたりに西岡の左ストレートでバンゴヤンぐらつく。
9 9 2R 10 10 残り45秒あたりにバンゴヤンの右ストレートで西岡ぐらつく。
9.5 9 3R 10 10 パンチの効果という面で、若干バンゴヤンのラウンド。
9.5 9 4R 9 9 前半は西岡の的確性。後半はバンゴヤンに勢い。バンゴヤン、ローブローで1点減点。
    5R     開始45秒、バンゴヤンが左右のボディを空振り〜左フックと繋ぎに行こうとしたところに、西岡の左のドンピシャのカウンターでバンゴヤンダウン。なんとか立ち上がるも、滅多打ちで防戦一方になったところで、レフェリーが割って入った。
38 37 TOTAL 38 38  

2010年04月30日

WBC世界バンタム級タイトルマッチ「長谷川穂積 vs. フェルナンド・モンティエル」(2010/4/30)

WBC世界バンタム級タイトルマッチ
(2010/4/30 日本、東京、日本武道館)

長谷川穂積(Hozumi Hasegawa)
vs.
フェルナンド・モンティエル(Fernando Montiel)

フェルナンド・モンティエルが4ラウンド2分59秒TKO勝ち。
フェルナンド・モンティエルが自身の保持していたWBOに加え、WBCを奪取し、WBC・WBO世界バンタム級王者となった。
長谷川穂積は、11度目の防衛に失敗した。

なお、3ラウンド終了時点のそれぞれのジャッジの採点は、3者ともに長谷川。
(30-27、29-28、29-28)

---------------------------------------------

ちょっと日本人選手の試合の予想について、不安気味で悲観的な予想が多く、日本人選手vs.外国人選手の対戦時の自己採点も、ちょっと外国人選手寄りだな。というのは、自分でも自覚してはいるのですが。(苦笑)
今回に関しては、正直なところ、長谷川がKOで負ける可能性も、そこそこ秘めているように思っていました。
後に、私がボクシングに全く興味が無かった頃に、ボクシングが非常に好きだった心友に、4月7日に送った、予想のメールの文面を末尾に貼り付けておきます。
ただ、そのあと、「予想ネット」、その他のサイトでのオッズが、あまりにも長谷川有利だったので、「ここまでの差はないはずなのに・・・。」と思いながらも、この試合の<予想>記事を書く時点では、それらのサイトのオッズ等にも踊らされてしまっていたのは事実です。

しかし前日、折角「予想ネット」にボクシングの出題が出ているので、BETしてみようと思い、再度考えたのですが、やはりモンティエルのKO勝ちの可能性。長谷川がモンティエルに捕らえられる危険性。というのは、どうしても否めない。と思って、「予想ネット」では、長谷川が勝った場合は、あくまでも押さえとして、下記のようにBETしました。



なんか今回の試合は、騙し合いという面で、モンティエルの芸が上回った試合。という風に感じました。
1回そして特に3回、長谷川は段々「行ける!」と調子付いてきて、KOに欲を出し始めて、油断が生まれ始めたところの隙を、モンティエルがそれを待っていたかのように、うまく突いて来たように思いました。

長谷川選手の父親が、前回の4ラウンドKO勝ちで防衛した試合を観終わって、「あの内容では、フェザー級に上がったとしても、強い相手と対戦した場合、恐らく難しい。」と発言されたそうですが、完全に的を得ているように思いました。
どこかの父親と違い、自分の息子に対して非常に厳しい目で分析されてる。と感心しました。

私が思うには、ここ数戦、1ラウンドKOなどを重ねるあまり、長谷川穂積選手が、段々と本来の長谷川穂積選手ではなくなって来ているのを、危惧していました。
ヒットの延長がたまたまホームラン。のうちは良いのですが、ホームランに味を占めて、そして恐らくテレビ局の連中らなんかにも踊らされて、自分や、トレーナー達もその流れに乗ってしまい、
「ボクサー長谷川穂積」
から、
「KOパンチャー長谷川穂積」
に変わって行っていた点が、遅かれ早かれ、早い回でのKO負けがあるな。というのを危惧させられていた要因でした。

前回のアルバロ・ペレス戦なんか、1ラウンドKOを意識してか、ものすごい雑な出だしで、逆にもらって危なっかしいシーンもありましたし。長谷川選手の父親の仰った記事を詳しくは見れていないのですが、恐らくそのあたりの点を仰っておられたのではないか?
フェザー級に上がったら、以前のように強弱つけてシャープに、フェイントもうまく使って、タイミングの取り方が抜群に上手い選手。という路線で行かないと。フェザー級で、KOパンチャーとしてなど、とんでもない間違い。というのか・・・。

ただ、戦い方を間違えなければ、絶対に勝てない相手ではないと思いますので、モンティエルとの再戦が実現するのであれば、是非とも慎重に。そして、ヒットの延長がホームラン。という、王座奪取から数試合の時の長谷川選手に戻って欲しいと思います。


試合を観ながらの採点をしてみました。

なお、表の左右のmrという列は、マイルールの略です。非常に際どいラウンドの場合、9.5点及び、10:10もありにした自己採点ルールでの採点の場合です。(笑)

mr 長谷川 ROUND モンティエル mr コメント
10 10 1R 9 9 終了間際、長谷川のコンビネーションがモンティエルをやや泳がせる。
9.5 9 2R 10 10 見栄え的には長谷川のラウンドだったが、有効打を的確に当てていたのはモンティエル。
10 10 3R 9 9 有効打の数で長谷川。
    4R     残り10秒、モンティエルの逆ワンツーに続けての左フックをまともにもらい、そこから連打を浴び続け、長谷川の首から力が抜けたところで、レフェリーが割って入った。
29.5 29 TOTAL 28 28  


尚、上に書きました、私がボクシングにまだ全然興味が無かった頃に、ボクシングがすごく好きだった心友は、(自分がボクシングが特に好きになったここ数年前に聞いたところ)当時、渡辺二郎、ハグラーが特に好きでした。
私は、バービックvsタイソンをたまたま観たのが、ボクシングにのめりこむきっかけでしたが、そのタイソン時代は、心友も私も共に、タイソンが好きでした。
その心友に4月7日に、「長谷川、西岡予想」という題名で、(ボクシングの話題の部分に関して)以下のメールを送りました。
ただ、その心友は、今はボクシングが嫌いになっていますので、モンティエルはもちろんのこと、ゴンサレス、ドネア、エルナンデスも恐らく知らないはずなので、常に私が下記のような予想のメールを一方的に送るのみで、ほぼその話題に触れる返答は無く(亀田の試合を除く)、ボクシングに関して、共に語り合えないのが、寂しい限りです。


「長谷川、西岡予想」
西岡は過去3戦続けて、世界的にかなり名のある相手(ヘナロ・ガルシア→ジョニー・ゴンサレス→イバン・エルナンデス)に防衛して来ましたが、今回は記憶に無い選手ですが、多分楽勝できるような気がします。
YOUTUBEとかで対戦相手の試合の動画をまた探してログに予想を書いて見ます。(笑)
問題は長谷川ですが、ボブ・アラムの力で今回は正式決定の間際までお流れになって、ノニト・ドネア戦になる可能性があった、WBOのバンタム級王者のフェルナンド・モンティエルが、長谷川と事実上の2団体統一戦をすることが決まりましたが、これまで初めて見たような聞いたような選手ばかりを相手に防衛を重ねてきて、名があると言えば、盛りを過ぎたウィラポン、そして、10〜11ラウンドあたり蓄積したボディでスローダウンしてきていて、あわやTKO負けか?まで追い込まれたヘナロ・ガルシア(西岡は左拳を試合中に痛めたのだから最終ラウンド、判定で逃げ切れば良いものを西岡がKO勝ち)のみでしたしので、国内放送が多い長谷川がキャアキャア言われてて西岡は日陰気味の現状ですが、両選手の実力は、53:47くらいで西岡の方が上だと思っています。
なおフェルナンド・モンティエルは、これまで数試合観て来ましたが、バンタム級よりは、S・フライ級の選手。という感じが否めません。
しかし名のある選手との数々の世界戦をこなしている上、3階級制覇の実績があり、踏み込みの速さとそこからまとめる連打など、長谷川の抜群の洞察力とタイミングの巧さを相殺して尚若干余りあるだけのものを持っている選手です。
ですので、長谷川にとっては今回の相手はこれまでの防衛戦の中で一番厳しい相手だと思います。
もしこの試合で長谷川がKO勝ちしたら、さっき53:47と書いた、西岡:長谷川の実力差を、50:50に切り替えます。(笑)
一か八かの勝負で、全財産賭けるとしたら、この試合は自分だったらモンティエルに賭けると思います。(笑)
長谷川の調子が悪かったら、比較的早い回での長谷川のKO負けが有り得るような気がしますし、逆にここまで心配させておきながら、モンティエルの攻撃パターンを長谷川が見切って、中盤あたりに長谷川のKO勝ちがあるかもしれません。(笑)
もし4月30日テレビ観戦するとしたら、モンティエルこれだけ前触れしてあったら大体わかるから面白いでしょ?(笑)


↑ この予想を心友に4月7日に送りながら、予想ネット他のオッズに踊らされて、ここに<予想>に、このまま書けなかった自分が情けない。(苦笑)

S・フェザー級10回戦「粟生隆寛 vs. ワイベル・ガルシア」(2010/4/30)

S・フェザー級10回戦
(2010/3/27 日本、東京、日本武道館)

粟生隆寛(Takahiro Ao)
vs.
ワイベル・ガルシア(Whyber Garcia)

粟生隆寛が8ラウンド1分48秒TKO勝ち。

--------------------------------

地上波放送ですので、ダイジェストしか見れませんでしたが、前回書いた、ワイベル・ガルシアに関しての、予想の比較例の過去の対戦相手の選手。

エドウィン・バレロ
ホルヘ・リナレス
ユリオルキス・ガンボア

これらの優れた世界の頂点レベルの選手と対戦してのKO負けのレコードですから、粟生にとって、非常に厳しい相手。というか、なんでわざわざこんな危険な相手を選んだのかな?と思っていました。
ウェルター〜S・ウェルター級でいえば、リカルド・マヨルガあたりのやや下くらいに匹敵するくらいのレベルの選手ではないでしょうか。

今日の西岡、長谷川、粟生。

この3選手の中で、一番負ける危険性の高いのは、粟生だと思っていました。
それも、ダウンを奪って調子付いて攻め込みに行った所に、逆にダウンを奪われての逆転KO負け、等等。

ですが、ダイジェストを見る限りでは、圧倒していたように見えました。

右ストレートのカウンターの切れ味は素晴らしいものを持っているだけに、今後、強弱をつけた切れ味のあるスタイルを磨いて行って欲しいように思います。

これまで長谷川の試合と同時に放送されるケースが多かったため、長谷川戦の次に粟生戦をみると、キビキビとした強弱が無く、誘い込み方もイマイチで、なんかプヨプヨとしたフグが踊っているような感じに見えていました。(あくまでも長谷川と比較した場合に。というのを強調しておきます。)

そのため、世界の上位ランカークラスと対戦した場合、決め所でイマイチ決め切れない選手。という印象でした。

前回のロハス戦なんかは典型的な例で、ややフロイド・メイウェザースタイルのロハスのような選手には、今後も梃子摺るような気がしますので、重要な課題点として磨いていって欲しいと思います。

逆に、今回の対戦相手、ワイベル・ガルシアは強打で出てくるタイプですので、カウンターパンチャーの粟生に取っては、勝つか負けるかは別にして、負ける危険性も伴うものの、噛み合う相手だったな。というのは思いました。

続けて、「長谷川戦」、「西岡戦」、「モズリーvsメイウェザー戦」<予想>。と行こうと思います。(笑)


2010年04月27日

長谷川・西岡、W世界戦&粟生、世界前哨戦 <予想>

2010年4月30日に東京、日本武道館で行われる

WBC世界バンタム級タイトルマッチ
長谷川穂積 vs. フェルナンド・モンティエル

WBC世界S・バンタム級タイトルマッチ
西岡利晃 vs. バルウェグ・バンゴヤン

S・フェザー級10回戦
粟生隆寛 vs. ワイベル・ガルシア

の予想。


【 長谷川穂積 vs. フェルナンド・モンティエル 】

モンティエル。フライ、S・フライ、バンタムと、3階級制覇を成し遂げていますが、個人的な観測では、(特に、ジョニー・ゴンサレスとの対戦なんかを思い出してみて)バンタム級では圧倒的に強い選手。とイメージは無く、どちらかというと、S・フライでかなり強い選手。S・フライ級で最高の実力を発揮する選手。というイメージです。
ただし攻撃力のある選手ですから、序盤に長谷川が、つまらないミステイクを犯してしまうと、捕まって一気に畳み掛けられて、序盤に長谷川のKO負け。という可能性も若干あるようにも思いますが、今回は名のある相手だけに、長谷川も過去にエキサイトマッチででも何戦も観戦していて、モンティエルの特長とか癖とかも既に知っているでしょうけど、実際に手合わせ開始したら、序盤は慎重に観ながら攻略の方法を模索していくように思います。

そのため、前半1〜6ラウンド。特に1〜4ラウンドに掛けては、モンティエルが取るラウンドもそこそこあると思うのですが、徐々にモンティエルのパンチが長谷川に当たらなく、そして届かなくなり、長谷川のカウンターのタイミングが合い出すような流れで進むような気がします。

<<< 予想 >>>

4〜8ポイント差で長谷川が判定勝ち
もしくは、
8〜12ラウンドあたりに長谷川がKO/TKO勝ち


【 西岡利晃 vs. バルウェグ・バンゴヤン 】

バンゴヤン。
YOUTUBEで、このSande Otienoとの試合の1〜5ラウンドを観た印象での予想ですが、

攻防共にバランスの取れた選手ですが、どの面ででも西岡の方が上回るように思えました。
西岡が、バンゴヤンのスピードやタイミングなどを一通り見切ってから、わざとバンゴヤンに右ボディを打ちに来させるような形で誘い込んで、カウンターで西岡の左のショート、もしくは左のフックが炸裂してKO勝ち。という形が思い浮かんで来ます。
ただ、過去3戦のメキシカンに比べて、コンパクトな分、早い回でチャンスを掴むのはやや難しい可能性もあるような気がします。

<<< 予想 >>>

5〜8ラウンドあたりで、西岡がKO/TKO勝ち


【 粟生隆寛 vs. ワイベル・ガルシア 】

ワイベル・ガルシアがこれまでに対戦してきた、リナレス、バレロ、ガンボアと、粟生を比較して・・・。

* ホルヘ・リナレスのボクシングセンス、スキル
* エドウィン・バレロの破壊力
* ユリオルキス・ガンボアの、まるでタイソンを思い出させる上体を振りながらの爆竹のような連打を伴う攻撃力

これらのいずれかを上回るものが無い粟生にとって、強打を持っているし、そう遅くも無い、今回の対戦相手ワイベル・ガルシアは、簡単な相手では無いと思います。

しかし慎重にみて闘いながら、後半にもしかしたら、チャンスが訪れるかもしれませんが、ワンチャンスを確実にモノに出来る力。という点で、高い評価は出来ませんので、恐らく判定になるような気がします。

<<< 予想 >>>

2〜6ポイント差で粟生が判定勝ち
※ 115:113、116:112、117:111あたりに3者のジャッジが、それぞれ割れるような予感がします。

2010年03月29日

WBC世界フライ級王座統一戦「亀田興毅 vs. ポンサクレック・ウォンジョンカム」(2010/3/27)

WBC世界フライ級王座統一戦
(2010/3/27 日本、東京、有明コロシアム)

亀田興毅(Koki Kameda)
vs.
ポンサクレック・ウォンジョンカム(Pongsaklek Wonjongkam)

ポンサクレック・ヲンジョンカムが2−0の判定勝ち
それぞれのジャッジの採点は、(114-114、116-112、115-112)

---------------------------------------------

試合前の予想は、判定になった場合は、亀田に大きく傾く。が、しかし、ポンサクレックが見た目そこそこ優勢に進めた場合、もしくはドローもあるかな?
エキサイトマッチで観てたポンサクレックとは別人のような内容になるのかな?
亀田は恐らく足を使いながら、直の左を多用してポイントを稼ぐ作戦だろうな。

という感じに予想していました。

左右によく動きながら、常に先手先手を取り、亀田が入ってきたら右フックのカウンター。
それも右フック1発だけではなく、右フックのテンプル〜左フックのレバー〜左アッパーのチンくらいまで速射砲のように連打で返って来るので、もはや打つ手無し。という感じで、仕掛けも右ジャブ中心で、とてもじゃないけどポンサクレックからカウンターを取って、亀田がKO勝ちする姿などは思い浮かばないまま、試合は進みました。

1〜2ラウンドを観て早くも、ポンサクレックの勝ちを確信し、早ければ4ラウンド。遅くとも7〜8ラウンドあたりにポンサクレックがKO勝ちするだろうな。と思いながらの観戦でしたが、結構被弾しながらもダウンもなしに、最後まで持ちこたえた頑張りは称えてあげたいと思います。

この1敗は、亀田にとっては、むしろ今後のために、すごく意味のある1敗ではないでしょうか。
あのポンサクレック相手に敗戦など、何も恥じることはありませんし、この1敗により、今後、もっと思い切った攻めを打てるようになれば、逆に伸びしろがあるように感じます。
というのも、ランダエタ1戦目の1ラウンド終盤のダウン。
あの心理的な後遺症をずっと引きずっていたように、ランダエタ2戦目以降見ていて毎試合感じるのです。
レコードに黒星をつけられない。というプレッシャーからか?ランダエタ2戦目以降、スケールの小さい内容が続いていたように、個人的には思っていました。
今後、S・フライ級に上げたとして、万が一、ビック・ダルチニャンや、ノニト・ドネアあたりなんかとの対戦が、万が一実現するようなことがあったとしたら、ランダエタ2戦目以降のようなボクシングをせず、強烈なカウンターをもらって、鮮烈なKO負けをしてもいいから、もっと思い切ってぶつかっていって欲しいと思います。
きっと、その方がボクシングファンの共感も産み、今後、正味のまともなファンが増えるように思います。

WBCの途中公開採点。
4ラウンド終了時点で、1人目のジャッジがドローと聞いて、耳を疑いました。(苦笑)
2人目が、39:37でポンサク。3人目はフルマークでポンサク。この人はまともだな。と、少しほっとしました。
8ラウンド終了時点では、1人目のジャッジは、76:75で、ななな、なんと、亀田(笑)。
2人目が、77:75、3人目が77:74でポンサク。
最終的なトータルの採点は、3者とも結構亀田寄りだったように思いました。
仮に、タイでの試合だったとしたら、ポンサクレックにフルマーク入れていたジャッジが1人や2人いてもおかしくない内容だったようにも思いました。

試合を観ながらの採点をしてみました。
※ 今回は、ワイド10インチのノートPCで、ワンセグでフル画面での視聴でしたので、ちょっと観にくかったです。(苦笑)

なお、表の左右のmrという列は、マイルールの略です。非常に際どいラウンドの場合、9.5点及び、10:10もありにした自己採点ルールでの採点の場合です。(笑)

※5ラウンド、ポンサクレック、バッティングで減点1点

mr 亀田 ROUND ポンサクレック mr コメント
9 9 1R 10 10 ポンサクレックの攻勢点、的中率。
9 9 2R 10 10 ポンサクレック優勢のラウンド。序盤カウンターで右フックがクリーンヒット。
9 9 3R 10 10 ポンサクレック優勢。亀田後手後手になっている。
9 9 4R 10 10 ポンサクレック優勢。有効打の数でもポンサクレック。亀田、ボディがやや効いているようにも見えた。
9.5 9 5R 9 9 ポンサクレックやや優勢のラウンド。ただし亀田のパンチも当たり初めている。バッティングで亀田右目上をカット。バッティングでポンサクレック減点1点。
9.5 9 6R 10 10 前半ポンサクレック完全に優勢。中盤から亀田もやや盛り返す。
10 10 7R 9 9 亀田優勢のラウンド。
10 10 8R 9 9.5 45秒当たりにポンサクレックの左右のアッパーがクリーンヒットしたが、全体的には亀田の手数。
9 9 9R 10 10 ポンサクレック優勢のラウンド。右フックのカウンターで亀田を脅す。
9.5 9 10R 10 10 ポンサクレックが先手を取るシーンが目立つ。ストマックへの左ストレート、亀田少し効いているように見える。
9 9 11R 10 10 序盤、ポンサクレックのコンビネーションを浴び、亀田ややふらつく。文句無しにポンサクレックのラウンド。
9 9 12R 10 10 有効打の数でポンサクレックのラウンド。
111.5 110 TOTAL 117 117.5  

2010年03月19日

IBF&WBO世界ヘビー級タイトルマッチ「ウラディミール・クリチコ vs. エディ・チェンバース」<予想>

2010/3/20
IBF&WBO世界ヘビー級タイトルマッチ

ウラディミール・クリチコ
vs.
エディ・チェンバース

チェンバースの視線で考えてみて、前戦のディミトレンコとほぼ同じ体格のウラジミール・クリチコに対して、試合が開始して実際に対峙〜手合わせしてみて、どういう違いを感じて、どういう動きになってくるのかな?と思っているのですが、先日の兄、ビタリ・クリチコvsケビン・ジョンソン戦では、ジョンソンは右アッパーを打ち込めるチャンスが随所にあり、それが当たればダウンを奪えるかも。と思うシーンが随所にありましたが、右アッパーはほぼ皆無で、試合終了まで上体のボディワークを中心とした防戦技術の披露に終わり、ほぼフルマークの判定負けを喫してしまいました。

しかし今回のチェンバースに関しては、1つ前の記事にも書いていますが、ヘビー級で久々にかなりの期待を持っています。(苦笑)

クリチコ兄弟、ワルーエフなど、挑戦者としてならば、たまには面白い選手ですが、ホームズやアリのようなフットワークがあるわけでもなく、ジャブとストレートだけの、体格の馬鹿でかいのが王座に居座り続ける状況は、個人的には面白くないので、今回のチェンバースには、何が何でも頑張ってタイトル奪取して欲しいです。
そして、実現するのであれば、ヘイとの統一戦も観てみたいです。
体格的にはディミトレンコとほぼ同等のクリチコに、ディミトレンコの時のように踏み込み攻め込めるか?
接近戦での右アッパー、それと左フックが鍵になると見ています。

<<< 予想 >>>
希望的観測もかなり入ってしまっていますが、入り込まれてクリチコが結構被弾し、チェンバースが7〜11ラウンドあたりにKO/TKO勝ち。
しかし、いざクリチコと手合わせしたら、クリス・バード(第2戦)のようになってしまわないか?(どうにも打ち込みに行くに踏み切れず、時々出してもボディへのジャブ)も、ちょっと心配です。(苦笑)


しかし今回、どうしてもチェンバースに勝っては欲しいのですが、タイソン、ホリフィールド、ルイスの良かった頃に比べたら、確実にそれらには及ばないように思いました。
まあ、良かった頃のブルース・セルドンくらいのクラスか、それより若干落ちるくらいの感じでしょうか。

まあ何でもいいからクリチコを倒して、ヘビー級を面白くしてくれ!!(笑)(笑)(笑)

2010年03月18日

WBOヘビー級王座挑戦者決定戦「アレクサンドル・ディミトレンコ vs. エディ・チェンバース」

WBOヘビー級王座挑戦者決定戦
(2009/7/4 ドイツ、ハンブルグ、カラーラインアリーナ)

アレクサンダー・ディミトレンコ(Alexander Dimitrenko)
vs.
エディ・チェンバース(Eddie Chambers)

エディ・チェンバースが2−0の判定勝ち
それぞれのジャッジの採点は、(117-109、116-111、113-113)

---------------------------------------------

2010/3/20のウラディミール・クリチコの防衛戦の相手選手が、エディ・チェンバースということですが、観戦した記憶がありませんでしたので、YOUTUBEとかで動画を探して、「対アレクサンダー・ディミトレンコ戦」、「対サピュエル・ピーター戦」、「対カルビン・ブロック戦」の3戦を観戦してみました。

ディミトレンコ、チェンバース、ともに初めての観戦でしたが、、、

<アレクサンデル・ディミトレンコ>
201センチ、115キロ
ジャブはシャープでよく伸びるし、足もよく使えていて、それらの面ではクリチコに優るとも劣らないように思いましたし、体格の割にはスピードもある方だと思いましたが、ディフェンス面が甘いような印象を持ちました。
しかし、ディミトレンコの、フットワーク+ジャブを観ていたら、クリチコのスタイルよりも、個人的にはディミトレンコのスタイルの方が好きです。

<エディ・チェンバース>
185センチ、94.5キロ
ウェルター級のアンドレ・ベルトに、ややシェーン・モズリーのテイストというかパンチの伸びを加えて、そのままヘビー級にしたような感じの選手。という風な印象を持ちました。
相手のジャブを交わす際、タイソンのように振り幅、上体のボディワークが全体に大き過ぎないので、後半のラウンドに入ってもスタミナ維持出来る感じに思えました。
これに、フェイントをもっとうまく取り入れるようになれば、更に素晴らしい選手になるように思いました。
強弱というのか、KO率の数字にも表れていますが、詰めがやや甘いように感じました。
10ラウンドに左のフックでダウンを奪ったシーン。
例えばタイソンならまず間違いなくあのラウンドで試合を終わらせていたと思いました。

久々にヘビー級を面白くしてくれる期待を担う逸材といえる選手。という印象を持ちました。
この内容でドローの採点をしたジャッジは、いかにも地元採点+八百長ジャッジ。という風に思いました。(苦笑)

試合を観ながらの採点をしてみました。

なお、表の左右のmrという列は、マイルールの略です。非常に際どいラウンドの場合、9.5点及び、10:10もありにした自己採点ルールでの採点の場合です。(笑)

mr ディミトレンコ ROUND チェンバース mr コメント
10 10 1R 9 9 ジャブの的中数でディミトレンコのラウンド。
9 9 2R 10 10 チェンバースの攻勢点。有効打の数でも大きく優った。
10 10 3R 9 9 ディミトレンコの手数。
9.5 9 4R 10 10 ディミトレンコも良いジャブを多く出していたが、ややチェンバースの攻勢面が優ったラウンド。
9 9 5R 10 10 チェンバースの攻勢点。
9 9 6R 10 10 明確にチェンバースのラウンド。中盤、チェンバースの右アッパーがクリーンヒット。ディミトレンコが背を向けた。
8 8 7R 10 10 ディミトレンコが良い感じでジャブを多くヒットしていたが、残り1分あたりに、チェンバースの左ボディでディミトレンコがレバー部分を押さえながらローブローをアピールするような感じで、背を向けながら後退したところで、レフェリーがダウンを宣告。
9 9 8R 10 10 文句なしにチェンバースのラウンド。ディミトレンコ、攻めのジャブというよりも、近寄せないために左手を伸ばしている、という感じになってきた。
10 10 9R 9 9 ディミトレンコがそこそこ主導権を取れていたラウンド。
8 8 10R 10 10 前半ディミトレンコが手数を出していたが、1分半あたりに、チェンバースの左ジャブのダブル〜小さな右フェイクからの左フックが顎にクリーンヒットし、ディミトレンコがダウン。
9.5 9 11R 10 10 中盤以降ディミトレンコも手数を出していたが、全体にチェンバースの攻勢が目立ったラウンド。
9 9 12R 10 10 文句なしにチェンバースのラウンド。中盤チェンバースの右フックがクリーンヒットした際、しがみついて何とかダウンをこらえた。
110 109 TOTAL 117 117  

2010年03月14日

WBO世界ウェルター級タイトルマッチ「マニー・パッキャオ VS ジョシュア・クロッティ」(WOWOW EXCITE MATCH 2010/3/14)

WOWOW EXCITE MATCH 2010/3/14

WBO世界ウェルター級タイトルマッチ
(2010/3/14、アメリカ、テキサス州アーリントン、カウボーイ・スタジアム)

マニー・パッキャオ(Manny Pacquiao)
vs.
ジョシュア・クロッティ(Joshua Clottey)


マニー・パッキャオが3−0の判定勝ち

それぞれのジャッジの採点は、(120-108、119-109、119-109)

---------------------------------------------

WOWOWエキサイトマッチ視聴者クイズ

3/14、13時締切

パッキャオの勝ち:1084人
クロッティの勝ち:260人
ドロー:26人

・約4対1でパッキャオ有利の予想

試合前の入場シーンで、ジョー小泉氏の発言
「今では、パッキャオは、モハメド・アリ時代のアリに匹敵する位の集客力がある。」

試合開始。出だし、グローブタッチ〜クロッティの左フック。クロッティはしっかりガードを固めている。
パッキャオもジャブで様子見てる。
久しぶりに見たジョシュア・クロッティ、やはりミゲール・コットよりも、固く屈強なイメージ。

クロッティは、がっちりガードを固めておいて、パッキャオに手数を沢山出させて、パッキャオのスタミナが消耗して手数が減ってから、後半攻勢に転じる作戦に見えたが、左右への素早い足を使いながら、大変な手数を出すパッキャオ。
パッキャオからの顔面へのパンチはほぼガード仕切れているが、右ボディがたびたびクロッティの左わき腹にヒットする。
ガンガン手数を出して飛ばしてきたパッキャオだが、8〜9ラウンドあたりから、手数は変わらず出ているものの、1発1発のパンチの威力は、序盤中盤に比べると、軽くなってきている。

クロッティはとにかく左ジャブでパッキャオに先手を取らせない事が必要と思いましたが、左ジャブがほとんど出ませんでした。
観戦している側ではそう思いましたが、実際にリング上で対峙すると、左ジャブを出したら、引きに合わせて、高速の踏み込みから、サウスポーの左ストレートから右フックなど、ジャブ以上に遥かにダメージのお返しをされるパンチが、1発の自分が出したジャブに対して、2発、3発くらい返って来るような感じに思えてしまって、ジャブも中々出しにくかったのでしょうね。

クロッティの見せ場としては、パッキャオのパンチの引きに合わせて時折良い右ストレートがヒットしたり、接近戦の際に、左のアッパーがヒットし、パッキャオの顎を跳ね上げるシーンが、ちょくちょくありましたが、いずれもパッキャオに深刻なダメージを与えるまでには、全く至りませんでした。

試合終了後のインタビューの際、パッキャオは、右目の下をやや腫らしていましたが、クロッティの顔は無傷でした。
しかし、クロッティは、「パッキャオのパンチ力はそれほど強くはなかったが、動くスピードが大変速く、自分はガードを閉めながら、パッキャオにパンチを打ち込むチャンスを常にうかがいながら戦っていたが、中々そのチャンスが無かった。」という風なことを言っていました。

しかし、今日の試合の内容を見ていたら、フロイド・メイウェザーでもパッキャオに勝てるかな?というのを思いました。
足の速さと足を使いながらのパンチの回転力(手数)という面では、フロイド・メイウェザーよりも、マニー・パッキャオの方が上のように見えましたので、仮に再び試合実現に向かって話が進んだ場合、メイウェザーがどんな内容で戦うのかな?というのが興味深いです。
というか、メイウェザーは、今日の試合を観戦して、これまでに比べて、パッキャオに勝てないような気がしてきて、今後対戦を避けるのではないか?という気もしました。

ウェルター級でマニー・パッキャオに勝つとしたら、フロイド・メイウェザーよりも、むしろシェーン・モズリーの方が、可能性があるような感じがしました。
(なんというのか、スタイルとか噛み合い方とか色々な面で想像して。)

それと、以前から思っていたことですが、今日の内容を見ていたら、本当に、ミドル級のケリー・パブリックと対戦しても、(今日のように足でかき回しながら、連発でもらったらダウンさせられてしまう位の威力を持った手数で圧倒して)勝つのではないか?というのを思いました。(笑)


試合を観ながらの採点をしてみました。

なお、表の左右のmrという列は、マイルールの略です。非常に際どいラウンドの場合、9.5点及び、10:10もありにした自己採点ルールでの採点の場合です。(笑)

mr パッキャオ ROUND クロッティ mr コメント
10 10 1R 9 9 手数の面でパッキャオのラウンド。クロッティは今まで以上にがっちりしたガード。
10 10 2R 9 9 残り1分、左ボディでクロッティぐらつく。しかしこれだけパッキャオ手を出してきてるので、クロッティも隙を突いてなにか出来ないか?このラウンドのクロッティもガードはがちがちに閉めたままだが、このまま何も出来ないまま消耗してクロッティが負けそうな気配が。
10 10 3R 9 9 クロッティも手が出始めたが、やはりパッキャオの手数が大きく勝った。
10 10 4R 9 9 パッキャオの右ボディの踏み込みのスピードがすばらしく速い。そして手数も圧倒的にパッキャオ。ただしこれだけ手数多く飛ばしてまくっていると、後半パッキャオがスタミナ切れる可能性もありそう。クロッティはもしかしたらその作戦か?
10 10 5R 9 9 クロッティも時々良いのが出だしたが、やはり手数の面でパッキャオ。クロッティはパッキャオの右ボディに何か対策を取りたい。そしてもっとジャブで出鼻を止めて先手を取りたい。
10 10 6R 9 9 やはりこのラウンドも圧倒的な手数でパッキャオのラウンド。
10 10 7R 9 9 クロッティも時々良いのを出すシーンが出てきたが、パッキャオの強烈なボディブローが目立ったラウンド。ちょっとクロッティ効いてきてる感じ。
10 10 8R 9 9 パッキャオの圧倒的な手数。クロッティ相当鈍ってきた。余力があまり感じられず、そろそろギブアップがありそうな気配。
10 10 9R 9 9 クロッティかなり鈍ってきた。手数の面でパッキャオだが、ただしパッキャオも出すパンチにやや力がなくなってきている。
10 10 10R 9 9.5 手数でパッキャオだが、クロッティも良いのを返すシーンがいくらかあった。1発いいのが当たれば、パッキャオがダウンする可能性も無いとはいえない。
10 10 11R 9 9.5 手数、そして会場の興奮度では圧倒的にパッキャオだが、特に接近戦の左アッパーなど、一発の怖さではクロッティ。
10 10 12R 9 9.5 やはり手数の面でパッキャオのラウンド。
120 120 TOTAL 108 109.5  



なお、浜田剛史さんとジョー小泉さんの採点は以下でした。

パッキャオ ROUND クロッティ
浜田 小泉 小泉 浜田
10 10 1R 9 9
10 10 2R 9 9
10 10 3R 9 9
10 10 4R 9 9
10 10 5R 9 9
10 10 6R 9 9
10 10 7R 9 9
10 10 8R 9 9
10 10 9R 9 9
10 10 10R 9 9
10 10 11R 9 9
10 10 12R 9 9
120 120 TOTAL 108 108
Copyright(C)2006 mk-search All Rights Reserved.

カテゴリー

リンク


    World Sports Club ボクシング中心のHP。面白いコンテンツが非常に豊富です。

    一撃必殺!猫パンチ!!「国内外問わずボクシングについて、学生時代はアマで数十戦の経験あれど今や三十路も半ばに差し掛かりくたびれ気味のサラリーマン管理人が無責任にそこはかとなく書き綴ります。」